麻雀戦術:麻雀が強くなるということ

麻雀戦術

皆さん、こんにちは。

この記事ではどのような能力を意識して鍛えれば麻雀に強くなるのか、という点に関して考えてみました。一番この内容がフィットするのは天鳳6-7段の方ではないかと思います。

”どうすれば麻雀が強くなるのか”という問いに対する答えはその人の雀力によって変わってくるかもしれません。初心者であればまず牌効率・リーチ判断、もう少し上達すれば押引き・鳴き判断などが重要になってくるでしょう。

私は現在天鳳で7段、鳳凰卓では1,400半荘ほど打って安定段位は7.4段くらいです。上記の牌効率・押引き等に関して一般的な知識はあるけど、鳳凰卓トップレベルと比べると何かが明らかに足りない、けどそれが何なのかがはっきりしないと感じていました。

ご参考まで私のアカウントの男冥利Outputを張っておきます。3位率>1位率≒2位率>4位率という微妙な順位分布で平均順位はほぼ2.5。先日は6段に降段したし、良く言って鳳凰卓の中位層という感じだと思います。

そんな私の何かが足りないという疑問に関して、一つの答えを与えてくれたのが、ゆうせーさんの鳳南プレイ動画です。ゆうせーさんが鳳凰卓東南戦を打ちながら自分の考えを説明してくれるという非常にありがたい動画なのですが、特にすごい(自分と違う)と感じたのは他家の捨て牌情報の処理能力です。不自然な打牌や聴牌気配を敏感に察知し、それに対応してギリギリまで押しつつ、見合わないなら降りる。ここまで自在に打てたらさぞ楽しいだろうと見ているだけで思います。特にすごいと感じるのは読みの深さというよりその網羅性です。自分以外の3人に関してとにかくあらゆる情報を拾うし、見落としが少ないのです。

これができるのは①自分の手牌に割くリソースが小さい、②情報を拾った時の処理方法がパターン化されているからかな、と思いました。

①については若干思い当たるフシがあったのですが、私は元々フリー雀荘出身でよく行く雀荘は発声優先です。なのでフリーでは何が出たらどう鳴くかを決めておくことに結構リソースを割く必要があるのですが、天鳳においては鳴ける牌が出たら止まってくれるし何よりポン優先です。天鳳でもみなさんおっしゃるようにラグを出して情報を与えることは確かに不利になることもあるのですが、捨て牌の情報はその場で処理しないとどんどん流れて行ってしまいます。今後は天鳳では何鳴くに割いていたリソースの一部を他家捨牌の情報入手・処理に充ててみようと思っています。

ここで最初の問いに戻って、牌効率・リーチ判断・押引き・鳴き判断等が一通りできている天鳳6-7段が今後強くなるために必要な能力は何か?と聞かれたら、それは他家の捨牌から色々な情報を感じ取って消化・対応していくという平行処理能力ではないかと現段階では思っています。 特にフリー出身で天鳳6-7段で伸び悩んでいる方は上記のようにリソース配分を少し変えて、他家の動向への対応を増やしてみてはいかがでしょうか。

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